ママchanの覚え書(FIP)
風子が虹の橋をわたって、10日経ちました
これから、もしFIPという病気になってしまう猫ちゃんの為に
そして、頑張った風子の為に少しこの病気についての覚え書・・・
猫伝染性腹膜炎(FIP)felin infections peritonitis とは
猫コロナウイルスに起因し、比較的緩慢に進行する全身病で
いったん発病した猫は死亡率はきわめて高い
臨床的には線維素性腹・胸膜炎をおこし腹・胸水の貯留を特徴とする滲出型(ウエットタイプ)と
ほとんど腹・胸水の増加がみられず、眼・脳脊髄・肝臓・腎臓などに
結節性の病変を形成する非滲出型の二つの型がある。比率は前者が多い
風子は、後者の非滲出型(ドライタイプ)である
ドライタイプの症状・・・中枢神経系や眼に病変が認められる頻度が高い、
(過去ログ11月2日)
脳・脊髄ではその病変部分にさまざまな神経病状を示す
また、眼がおかさせて場合には、前・後ろ眼房に炎症性滲出液や滲出物の貯留と
ブドウ膜炎、脈絡膜炎などをおこす。この型は特徴的な所見に乏しい
診断には、血液検査で貧血や蛋白を、ウイルス抗体
そして蛋白分画検査で γグロブミン血症をあわせて見ます
風子・・・11月8日の検査結果
HCT(赤血球容積地)・・・18,8(すごい貧血)
総蛋白・・・・13 (非常に多い)
γグロブリン・・・65,1% (非常に多い)
FIP抗体・・・1600(非感染グレーゾーン)
これらから猫伝染性腹膜炎発病と診断
治療・・・状況により腹水を抜いたり、インターフェロンや免疫抑制剤を使った
薬物治療が行われるが、治すのは難しい
風子・・・治す治療は無い、病状が進まないように、
少しでも眼の赤み(ブドウ膜炎)を取ってあげられるように投薬
プレドニゾロンと塩酸オザグレルを投薬
サンテゾーン0.1%1mLの点眼
いろいろネットで調べると『猫ウイルス病公式サイト』 というのがあります
猫のウイルス病の猫白血病ウイルス感染症・猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
そして、猫コロナウイルス感染症(FIP)について書いてあります
そして、このHPの著作権、
また、日本臨床獣医学フォーラム代表でもある『石田卓夫』ドクターに
風子を診てもらう(セカンドオビニオン)ことにしたのが12月11日です
そして、エコー検査の際に病状が急変して、風子は虹の橋をわたりました
『石田先生の話』(冷静に聞いていられないので録音させていただきました
すごく、丁寧にお答えいただきました)
診断も治療も間違いないです。
腎臓が普通の3倍以上にもなっていました → →
慢性腎不全のようになっていた
今の医学では、これを元に戻すことは出来ません
ウエットタイプの方が薬が利くし、病状はゆっくりと進みます
ドライタイプは仔猫の場合とても進行が早いです。
この猫(風子)にとっては、
家が変る・捨てられたという心のストレスが大きかったのかもしれません
病院に連れて来なくても、明日には同じ状態になっていたかも知れません
風子ちゃんは、ママchanを信じて付いて来たし、
ママchanの気持ちはきっと分かっていたと思います
風子をキャリー・バックにやさしく入れてくれて、
駐車場まで一緒に来て、見送ってくれたやさしい先生でした
そして、サイン入り、ねこと「しあわせ上手」に暮らす本 を頂きました
************************************
(村長さんが撮った風子の写真を仏壇に飾っています)
風子は短い時間でしたが、
皆さまが言うようにとても幸せな時間だったと思います
そして、温かいコメントありがとうございます
きっと虹の橋で、元気に飛び跳ねていると思います
************************************
これから、もしFIPという病気になってしまう猫ちゃんの為に
そして、頑張った風子の為に少しこの病気についての覚え書・・・
猫伝染性腹膜炎(FIP)felin infections peritonitis とは
猫コロナウイルスに起因し、比較的緩慢に進行する全身病で
いったん発病した猫は死亡率はきわめて高い
臨床的には線維素性腹・胸膜炎をおこし腹・胸水の貯留を特徴とする滲出型(ウエットタイプ)と
ほとんど腹・胸水の増加がみられず、眼・脳脊髄・肝臓・腎臓などに
結節性の病変を形成する非滲出型の二つの型がある。比率は前者が多い
風子は、後者の非滲出型(ドライタイプ)である
ドライタイプの症状・・・中枢神経系や眼に病変が認められる頻度が高い、
(過去ログ11月2日)
脳・脊髄ではその病変部分にさまざまな神経病状を示す
また、眼がおかさせて場合には、前・後ろ眼房に炎症性滲出液や滲出物の貯留と
ブドウ膜炎、脈絡膜炎などをおこす。この型は特徴的な所見に乏しい
診断には、血液検査で貧血や蛋白を、ウイルス抗体
そして蛋白分画検査で γグロブミン血症をあわせて見ます
風子・・・11月8日の検査結果
HCT(赤血球容積地)・・・18,8(すごい貧血)
総蛋白・・・・13 (非常に多い)
γグロブリン・・・65,1% (非常に多い)
FIP抗体・・・1600(非感染グレーゾーン)
これらから猫伝染性腹膜炎発病と診断
治療・・・状況により腹水を抜いたり、インターフェロンや免疫抑制剤を使った
薬物治療が行われるが、治すのは難しい
風子・・・治す治療は無い、病状が進まないように、
少しでも眼の赤み(ブドウ膜炎)を取ってあげられるように投薬
プレドニゾロンと塩酸オザグレルを投薬
サンテゾーン0.1%1mLの点眼
いろいろネットで調べると『猫ウイルス病公式サイト』 というのがあります
猫のウイルス病の猫白血病ウイルス感染症・猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
そして、猫コロナウイルス感染症(FIP)について書いてあります
そして、このHPの著作権、
また、日本臨床獣医学フォーラム代表でもある『石田卓夫』ドクターに
風子を診てもらう(セカンドオビニオン)ことにしたのが12月11日です
そして、エコー検査の際に病状が急変して、風子は虹の橋をわたりました
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by apr12pixtupi
| 2006-12-21 17:23
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